2012年8月31日金曜日

趣味の時間


東京都無形文化財
都内に現存する唯一の手すき和紙
軍道紙(ぐんどうがみ)

この夏
その和紙作りに挑戦しました

東京の西のはずれ
五日市駅を降りて奥多摩方面へ進むと
軍道という集落があります

その地域で農作業が出来ない冬の副業として
江戸中期より昭和38年頃まで行われていたとか・・・

昭和62年 軍道紙の伝承保存を目的に
「ふるさと工房五日市 軍道紙の家」が
 できました



















すき始めるまでには沢山の工程がありますよ

楮(こうぞ)の刈り取りー蒸しー皮むきー側皮削りー皮の川さらし
ー煮る(そうだ灰を入れて約4時間)-アク抜き(川で洗う)-叩き
(ゆっくり長時間)
これでやっと繊維がほぐれます
これにトロロアオイの根をつぶして出来た粘液を混ぜ 水に溶いて
ようやく すく段取りができるのです
 トロロアオイの花 オクラの花に似てました
ゆっくりゆっくり優しく混ぜ混ぜして

今回は和紙のハガキを作りました
草花を摘んで挟み込みます 圧縮して2~3日乾燥させて出来上がり
 暖かいぬくもりを感じる和紙 好きです



2012年8月21日火曜日

処暑

暑さがやみ 涼しい風が吹き始める頃を
処暑(しょしょ)
8月23日頃 これを過ぎると
日一日と、秋の気配が濃くなっていきます

夜にはコオロギや鈴虫などの鳴き声が聞こえ
野山には秋の七草が咲き
景色も秋めいてきます

子どもの頃住んでいた鹿児島では
本格的な秋が来る前に
台風シーズンを迎えていましたが
この頃では気候の変化があるのか
少し様子が違ってきているようですね

さて 今年初めて我が家に迎えた
ルコウソウ
「星型の可愛い花を咲かせます」・・・の言葉に魅かれました



サイプレスバイン 別名(ルコウソウ)縷紅草・留紅草とも書くらしいです
ヒルガオ科     常緑多年草(寒さに弱いので1年草扱い)
花期         7月~10月


花もかわいいのですが葉が涼しげで好きです
しかしこの可愛らしいルコウソウ 意外と強いらしいの
江戸時代に渡来し 本州中部以南では野生化して厄介者扱いされた
こともあったそうな・・・
東京では初めて出合いましたが そう言えば子どもの頃
この花を摘んで遊んだ記憶がよみがえりました

2012年8月11日土曜日

夏の蝉

8月10日
朝からセミの大合唱 ♬ ♬

立秋を過ぎたら
夏のセミから秋のセミへと移り変わる頃なのに
マイガーデンでは 今が盛りとばかりに
朝から大合唱です

しかし
夕方涼しくなって
カナカナカナ♬と ひぐらしの声が聞こえると
やはり夏の終わりを感じますね

唐松の木から大合唱が聞こえてきます

ブルーベリーの実にしがみ付いていました

 熟した実。 小鳥と爺の奪い合い

 ブラックベリーも色付く                  ルドベキア咲く夏の庭
                      パッと庭が明るくなる夏の花ルドベキア

毎年こぼれ種でたくさん咲く花・・・・名前忘れました~

2012年8月7日火曜日

茗荷を食べる

今年も爺さまのミニ農園に茗荷が育ちました
育てると言っても
ほったらかしているだけなんですけどね~

それでもうれしい夏の食材
暑い夏 この独特の香りがいいのです
この香りには食欲増進 発汗作用もあるとか・・
細かくきざんで薬味にしたり汁の実にしたり

ある朝 爺さま嬉しそうにザルいっぱいに取ってきたの
あれぇ~まぁ!こんなに沢山どーするの!と言うことで
さっそく酢漬にしてみました






 甘酢に漬けて(左)しばらく置くと赤くなってきました (右)
そのまま食べても美味しいけど細かくきざんで他の食材と合わせるなど
使い方いろいろ。
たくさん食べると物忘れが・・・といいますが 
学術的な根拠はないらしいので安心して食べていますよ。
まぁ・・茗荷を食べなくても 私もう物忘れが多くなりましたけどね。

秋立つ

暑さ寒さも彼岸まで・・・
しかしまだまだ残暑が厳しいこの時期ですが
たしかに 朝夕の風がヒンヤリとして
夕刻 ひぐらしのカナカナと涼しげな鳴き声を聞くと
夏の終わりを感じるようになりますね


大好きなダリアを植えてみました
初めはとても元気よく育ったのですが
水不足だったせいか小さな花がやっと咲きました