2012年7月5日木曜日

五季

若い頃「五季と日本人」という本を読んだことがあります
春・夏・秋・冬の他に梅雨をいれて五季
内容すっかり忘れてしまいましたので
また読んでみたい。

この頃は意識していないと季節を感じることが
できなくなりますよね
冬は暖房で暖かく
夏はクーラーで涼しく
トマトもきゅうりも一年中食べられるし

人間の本来携わっているいる感性がどんどん
鈍くなっているそうですよ

今日も
風の音を聞き
空気の流れを感じ
ご先祖の気配を感じ手を合わせる

今朝の庭は なんだかドンヨリとしています
でもね 白いガウラが涼しそうに風に揺れていましたよ
 切り戻しした ホタルブクロが二回目の花を咲かせています
 今にも飛んで行きそうな姿のエキナセアが咲き出しました
 ゆりの蕾も膨らんできましたよ
 触れただけでフワ~ッと香るローズマリーは
一年中手間いらずで元気なの
 これはなんだか涼しそうでしょう!
「るこう草」って言うそうです
 「涼しげな葉に、可愛らしい星型の花を咲かせます」って・・・・
その言葉に魅かれて購入しました。さてどんな花が咲くのか楽しみ~♬

ダリアの花も咲き出し少しずつ夏へと移りゆく庭




2012年7月1日日曜日

文月

7月になりました
旧暦では「文月」
七夕の短冊に詩歌や文を書いて書道の
上達を願ったのでしょう

今日は7月2日
夏至から数えて11日目の「半夏生」

現在の生活ではあまり使われない言葉ですが
農家にとっては田植えの最終期となる大事な節目
だそうですよ

自然とともに生きてきた先人の言葉は
味わい深いものが多いですね

爺ガーデンは
茗荷の葉が茂っています
もう少ししたら収穫できそうですよ
これは手間いらずで毎年かならず芽が出てきますから
大助かり!夏の食材に欠かせませんね

 お世話してるのかしていないのか分からないぶどう・・・
実が付いてる!と爺さま喜んでいるけれど ハァ~たったこれだけでは
熟す頃にはもう残っていなよ・・・きっと
でも陽射しを透かした葉はきれいでした
私この種の虫は苦手でまともに見ることもできませんでした
しかし以前 爺さまが みどりの絹糸ができるというお蚕を
京都から取り寄せて飼ったことがあるの 
みどりの綺麗な色をしていました 
毎日餌やりしながら観察しているうちに その動きがなんとも可愛くて

繭になったら熱湯に入れて絹糸を取り出すのですが、
可哀そうでそれが出来ず そのまま観察していたら
ある日大きな蛾になってました~絹糸は採れず(笑)
     もしもし・・・あなたはどんな姿に変身するの?

 昨年 水戸の道の駅で購入したあやめ 紫だと思っていましたのに
白い花が咲きました 白も綺麗です

2012年6月30日土曜日

ありがとう

6月は私の誕生月
今年は特別な誕生日なの
しかし いつもながらそんなイベントには無関心な我が夫と息子たち

でもね その日の朝 もしかして・・・と
夫からの一言を期待していましたが・・・やっぱり なにもなし!

そんなことにも もう慣れていますから
いいんですけどネ・・・ちょっぴり いじけていました~

ところがその夜 いつもより帰りの遅い夫
ガサゴソと音を立てて帰ってきました
花束抱えてね「誕生日おめでとう!」って

もうびっくりしましたぁ~こんなことに慣れていない私
嬉しいやら照れくさいやら・・・でも本当に嬉しいでした
そして 息子も都内から遅くに帰ってきました
プレゼント持参でね
みんなの暖かい気持ちに感謝 そして本当にありがとう!


夫が 仕事が終わってから花屋さん探しまわって買ってきた花束
花束なんか買ったのは何十年ぶりかなぁ~イヤァ~大変だったよ・・・って(笑)


                   
これは二人の息子からのプレゼント
             この歳でツィッターやブログ頑張ってる母さんにって
孫の画像も入れてありましたよ
さぁ~ボンヤリなんかしていられません!
取り説読んで使いこなせるようにならないとね
♬ ♬ コンピュターおばあちゃん~♬ワァォ~!♬ ♬

 さて明日から7月 2012年の折り返し 五感をフル回転させて季節の移ろいを楽しみましょう

夏越の祓

6月30日
半年の筋目にけがれをはらう
「夏越の祓」

昔の人は6月になると暑気払いをかねて
氷りに見立てた餅などを食し、新たな半年に
備えるための邪気払いを行ったそうですヨ

京都ではこの頃
水無月という、白い外郎生地に小豆をのせた
和菓子を食べる習慣があるそうです

現代では禊(みそぎ)より節電!
工夫して涼しく夏を乗り切り
残りの半年を元気に過していきたいですね

花の色が少ない今日の庭
柔らかい陽射しを受けた緑の葉がきれいでした




 ナナカマドの白い花が涼しげに咲いています

この色が気に入って植えたはず・・・が すっかり存在を忘れていました~
突然芽を出し初め・・「これはなぁ~に」なんて思っていたらきれいな花が
咲いて そうだ!とやっと思い出したのですけど花の名前は思い出せませんの

2012年6月19日火曜日

台風4号接近

6月に台風がくると
その夏は猛暑になる・・・と聞いたけどホントかしら

朝から雨が降り出し
夕方には大雨になりましたヨ
現在午後9時30分
雨・風がさらに強くなり
雨戸に叩きつける雨音とともに
時々ゴーッ!!とすごい音が・・・怖い

庭の草花や木々は必死に踏ん張ってるんだろうなぁ~
ガンバッテネェ~

昼間のうちに切り取ってきた薔薇の花 
飾ってみました



2012年6月11日月曜日

入梅

そろそろ気象庁から梅雨入りとの声が聞こえてくる頃

この季節の雨は
絹糸のような細い雨が降り続き
時々薄日が射したりしながら
本格的な梅雨になっていきますね

湿度が高く じめじめとして
あまり心地よい季節とはいえませんが
稲作にとっては恵みの雨となります

私の好きな詩より

        雨

雨は土をうるおしてゆく
雨というもののそばにしゃがんで
雨のすることをみていたい
                    八木重吉


小さな庭の植物は雨にぬれてシットリ静かに咲いています

 ミニつる薔薇「安曇野」
この花は雨が似合いますねぇ~「ホタルぶくろ」
 つる薔薇「キングローズ」

サボテンの花 なにも手入れしてあげないのに
この季節 毎年忘れずにかわいい花を咲かせてくれます。

2012年6月8日金曜日

水無月

季節は巡り6月
5月後半から父の法事で帰省し
故郷の風に吹かれてきました

二十四節気で6月6日から夏至の頃までの間を
芒種(ぼうしゅ)と呼び
ホタルが飛び交い、梅の実が色づく頃だとか・・・
「芒」は稲や麦などの穂先にある硬い毛のことで
種をまく時期という意味らしいです

実家の兄も ちょうど種まきの準備
モミをきれいに洗い発芽を促すために 水に浸透させ
しばらくしてから種をまき そして田植えをするそうです

私も ちょこっとだけ手伝いましたが
できることなら種まきから 秋の収穫までやってみたいものです
元気なうちにネ

さて 我が家の小さな庭は
留守の間に草花の様子もすっかり変わり
緑濃く初夏の移ろいに





ラベンダーの花が咲きました。
北海道の風に吹かれながらラベンダー畑に立ってみたいけど
今はこれで我慢 我慢   いつか行きましょうネ